フリーランス新法に関するヒアリングのご報告
8月2日(水)、「フリーランス新法」に関するヒアリングのため公正取引委員会へ伺いました。
(出席者:日本イラストレーション協会 代表理事 誉田、副理事長 竹本・横山、事務局次長 鈴木)
ヒアリングでは、公正取引委員会のほか、内閣官房、文化庁の担当官の方も臨席され、2時間半にわたり、業界の実情を率直にお伝えして参りました。
クライアントとのトラブルについては、
2019年の調査以降、トラブルが減少傾向にあることや
また、組合員、およびフリーランスクリエイターがどのようなことを不安に思っているかについても
お話ししてまいりました。
(2019年、2022年調査では、コロナ禍の影響を受けた回答となったことを補足)
また、フリーランス新法には直接は関与しませんが、
クリエイターが不安に思っていることの1つとして、【結果報告】インボイス導入についてのアンケートにて公開しております調査資料を提出し、現場の懸念もお伝えして参りました。
組合員をはじめとするフリーランスクリエイターの小さな声を行政に届けるために始めた「クリエイター実態調査アンケート」は、このようにして行政のヒアリング等で活用されております。
「フリーランス新法」に関するヒアリングにおきましては、長時間にわたるヒアリングとなりましたが、担当官の皆様には、とても熱心に耳を傾けていただけたと感じています。
業界の実情をお話しさせていただく機会をいただいたことに感謝するとともに、フリーランスクリエイターが安心して働けるしくみづくりに期待いたします。