中日本支部 多治見散策&クリエーター交流会 レポート
2023年7月16日(日)
15:30 JR多治見駅南口集合 少し早めに集まり、熱中症対策の水などを購入。
15:35 市内散策 さすが日本一暑い街。 噂には聞いていましたが想像以上に日差しが強く、蒸し暑い!
写真からギラつく日差しを感じていただけるでしょうか? 多治見にはカッパ伝説があり、街の至る所にカッパがいますが、この暑さではお皿の水もすぐに干からびそうです。 市の中心を流れる大きな川では、子供たちがまさにカッパのように水遊び。
そんな中、商店街のところどころに見られるタイル細工が清涼感を出しています。
美濃焼の伝統と技術を背景として生まれたモザイクタイル。 多治見市笠原町はモザイクタイルの生産量日本一だそうです。
16:00 ヒラクビル/喫茶わに
昔の面影を残しているレトロな建物。 時計店・眼鏡店をリノベーションした本屋さん&カフェに立ち寄りました。
かなり高級な時計や眼鏡を扱っていたお店だったのでしょうか、
まるでホテルのように重厚感のある階段。
眼鏡のレンズを集めて作られたシャンデリアもありました。
右は、ここでもやはり名産のタイルを使った、本を開いたようなディスプレイ。
時計店や眼鏡店の展示で使われていたものがそのまま上手に活かされていて、リノベーションの話題でも盛り上がりました。
16:45 佐々木悟郎さん作品展会場 SHINMACHI BLDG.に移動
会場付近で、想定外のお祭りが…
屋台がたくさん出ていて、暑い中なのに驚くくらいの人出です。
人混みを掻き分けて作品展に向かいましたが、会場もやはり超満員で身動きが取れないくらいでした。
…色々と想定外!
17:00 佐々木悟郎さん作品展 「40years of Watercolor Life」記念トーク Life is good.
– 道の半ばで見えた風景 –
佐々木悟郎さんと、ギャルリ百草の主宰でもある陶作家の安藤雅信さんとのトークイベント。
お二人とも世代が近く、多治見北高校出身、美大卒(そして音楽好き!)という共通点が。
1階はすでに満席のため、私たちは階段~2階から聞くことになりました。
多治見の街が栄えていた頃の思い出、美大生なのに音楽に熱中していたお話など、ユーモアたっぷりのトークに会場は大いに盛り上がり、和やかな雰囲気でのスタート。
会場の年配の方々は懐かしさに包まれ、若い世代の方々も興味深く耳を傾けていました。
多治見の街の方々が思い出をとても大切にされていて、だからこそああいった素敵なリノベーションに繋がるのだなあ…
と、こちらまで温かい気持ちになります。
また、仕事に関するお話では、締め切りの1日前には必ず提出する、絶対に妥協はしない、など作品に対する厳しい姿勢や、ものづくりに抱く想いも聞くことができました。
17:45 2組に分かれて移動
私は居酒屋先行組でしたが、トーク会場組は佐々木悟郎さんの音楽も楽しんだようです(私も聞きたかった!)
18:00 交流会(多治見市内の居酒屋)
佐々木悟郎さんを囲んで歓談する楽しいひととき。
画材のお話から生成AIの活用や業界のトレンド、そして禁酒の効能?まで、幅広い話題で盛り上がりました。 これからの仕事に対する新たなアイデアや発想が生まれそうです。
今回お集まりいただいた方々は、多種多様な経歴やバックグラウンドを持っているため、
ちょっとした会話の中に意外な発見があり面白いですね。
親戚のおばあちゃんちでの集まりのような、懐かしい雰囲気の交流会になりました。
お店のお母さんが出してくれるボリューム満点の美味しい家庭料理に、会話もビールも進む進む!
今回は、猛暑の中の散策ということもあり、参加者は8名。
多治見会員さんの案内により、レトロな街並みやお洒落なスポットを満喫することができました。
交流会ではお料理やお酒を楽しみながらより一層の親睦を深め、お互いに学び合う良い機会となりました。
金山