【西日本支部】出張レポート|金魚フェス
金魚フェスにいってきました
文、写真:キタイミコト(JILLA西日本支部)
(サイト:Kitai Mikoto https://mikoto0719.wixsite.com/kingyo)
金魚大好きイラストレーター、キタイミコトと申します。
自分のペットだった金魚をキャラクター化して、作家活動をしています。
そんな金魚大好きな私が、先日10月30日、金魚の聖地は奈良県大和郡山市、金魚屋さんの老舗大和錦魚園さん主催の金魚フェスに行ってきました。
金魚といえば夏のイメージをお持ちかと思いますが、こういった金魚屋さんの催しや、品評会などは、金魚の移動の際に負担が少ない春や秋に行われることが多いです。
会場のイオンモールに到着すると、そこには白いタライがズラリ!これはどこの品評会も同じ形式です。水槽などにいれて金魚を横から鑑賞する場合を横見、こうしてタライや鉢などに入れて鑑賞する場合を上見といいます。
並んでいる金魚たちはどの子もむくむく!大きな身体はもちろん、お値段もゼロの数にびっくりします。
袋に入ってタライに浮かべられている子たちは、水合わせをしている最中です。金魚は水温の変化に大変弱いため、袋の中の水温と、タライの水温差を縮めて金魚の負担を軽減するため、こうして袋のまま浮かべておきます。30分ほどすると同じくらいの水温になるので、そうするとタライに移してあげます。
金魚日本一大会、というのは、毎年一回愛知県弥富氏で開催される、品評会のなかでも一番大きな大会です。金魚のプロたちは、そこで賞をとるためによりよい金魚をつくろうと日々努力されています。
そこでは歳と、品種にわけられて審査されるのですが、この二匹はいわばチャンピオンということですね!おめでとうございます!
会場を見渡すと、昔ご依頼頂いた私のイラストをまだ使って頂いていました。とても嬉しいです。
中でも私が気になったのは、「ハイブリットオランダ」。何と何のハイブリットなのだろう、、と思って生産者さんにお聞きすると、変わりアズマとタイ産のオランダのかけあわせだそうです。こうして生産者さんは、日々いろんな品種をかけあわせては新しい品種を生み出そうとして努力されてるんですね。
あと気になったのはパンダうなぎ!よく見ると袋の中にはダルメシアン柄のような、白いボディに黒い斑点のついたうなぎがいました。稀にこういった柄のうなぎが生まれるそうです。
販売がスタートすると、一万円前後の金魚たちはあっという間に売れていきました。
例のハイブリットオランダもどんどんお迎えされていきました。
店内にもいろんな水槽があったり、イベントが開催されていました。奇麗な縦型の水槽。こんなのがお家にあったら、素敵でしょうね!タイヤや扇形の、面白い水槽などもありました。
この大きな琉金、イオンモールの名物で、たまにその季節の飾り付けがされているのですが(冬だとサンタ帽をかぶっていたり、、)今日は特に仮装無しでした。
金魚みくじなるものがあったのでひいてみました。末吉でした。…いいことありますように!
金魚には本当にたくさんの品種がいて、それは80をゆうに超えると言われています。是非みなさんのお気に入りの品種を見つけてみてくださいね。]
少しでも金魚に興味をもって頂けたでしょうか?
金魚の品種には、飼いやすい品種と難しい品種があります。金魚すくいの金魚や、朱文金など、細長い体型の金魚はわりかと強くて飼いやすいので、もし興味をもって頂けたら、金魚飼育にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?