JILLAブログ

「イラストレーションの日2022」オリジナルフレーム切手|採用作品の発表!

2022年2月22日 お知らせ オフィシャルブログ

1月11日は、「イラストレーションの日記念 オリジナルフレーム切手」図案募集のTwitterキャンペーンに、たくさんのご参加をいただきましてありがとうございました!

本年は、⼀⼈あたりの応募数を制限させていただいたにもかかわらず、たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
またキャンペーンに関係なく、12日以降もタグをつけて作品をアップしてくださる方も多数いらっしゃいましたこと大変嬉しく思います。

#イラストレーションの⽇2022 タグをつけて作品をアップしてくださった⽅は634名でした。

うち有効対象者数(※JILLAをフォロー)は、392名(1月11日の日付のみ有効)
有効作品数は、803枚(1月11日の日付のみ有効)でした。

審査の結果、803枚の中から採用作品が決定いたしましたので以下にご報告いたします。

採用作品の発表

採用された作家の皆様、大変おめでとうございます!
切手シート30枚は、4月中旬以降にご指定の住所に発送させていただきます。

切手シートの完成イメージ

完成イメージ

審査について

一次審査では、有効作品数 803作品のうち「切手として成立する作品」を基準に選考が行われ、600点が一次審査を通過いたしました。

2次審査からは6名の先生方に審査員として加わっていただき、日本イラストレーション協会(理事9名)をあわせた計15名が、ひとり「最低30票以上の投票」を行い、600点の中からそれぞれ切手にふさわしいと思うデザインに投票していただきました。

今年は、審査員の投票数を増やしたことで票が割れにくくなり、9票〜6票を獲得した作品がちょうど10作品でしたので、そのまま、該当の10作品を採用とさせていただきました。
惜しくも採用とはなりませんでしたが、5票獲得した作品を、末尾にてご紹介させていただきます。

今年は事前に「暖色系」「風景作品」などのキーワードをお伝えしたこともあってか、写実系、空想系、デザイン系、様々なジャンルで温かみを感じる作品が多かったように思います。
たくさんのご応募、ありがとうございました!

審査員

審査員(敬称略)
イラストレーター 佐々木 悟郎
イラストレーター 津々井 良
装丁家 宮川 和夫
画 家 田中 ラオウ
デザイナー 鷹野 雅弘
デザイナー 北村 崇

日本イラストレーション協会 理事(9名)

審査総評

日本イラストレーション協会 代表理事 誉田哲朗

今年も、数多くの素敵な作品による、とても難しい審査でした。切手にはならなかったものの、イラストレーションとして非常に魅力的な作品も多く見受けました。

審査にあたって、僕が好感を持ったイラストレーションは使われている要素にしっかり役割を持たせている、そんな作品でした。マチエール、モチーフ、画法、そういった要素に必然性のある選択があり、しっかり、絵の表現テーマに対してアプローチする「役割」をしっかり持たせている作品。そういった作品はシンプルなフォルムであれ、ルーズなラインであれ、たくさんの要素が表現しているとした世界観であれ、コントロールされたトーンであれ、極彩色な世界観であれ、行き届いたワンランク上を感じさせてくれました。

皆さんの頭の中には、あふれんばかりのイメージがあるはずですが、それを伝えるために、削ったり、まとめたり、加えたりといった試行錯誤をさらにしてくれるともっと良くなると感じています。

切手であること、構図をよく考えることなど、デザインの基本に立ち返って、さらに魅力的にイラストレーションを輝かせる作品と、また来年も出会えることを期待しています。

イラストレーター 佐々木悟郎

リアルなタッチのものからグラフィック的な表現の絵まで、そしてキャラクターとバラエティーに満ちたイラストレーションが選ばれました。
その時の気分に応じて使いたい切手等です。
手紙を出すのが楽しくなりそうです。

イラストレーター 津々井良

おめでとうございます。
1月11日イラストレーションの日が認知され、年々参加者が増えるのは嬉しいですね。

その反面、年賀状で使用した様な干支のイラストが今回は目につきました。
参加者の方々が自分のイラストが切手になる事を考え想像して制作していただくと、面白く楽しいかっこいい切手が出来上がるんじゃないでしょうか。

次回は、「切手になる」をキーワードに描いて出品して頂くといいかなと思います。
審査員泣かせな素敵な作品をお待ちしてます。

装丁家 宮川和夫

入選された皆さん、おめでとうございます。
昨年と同じことを書くのですが、応募するみなさんは「切手さん」のことを考えて描いていますか。

「切手さん」がどのように使われるのかを考えれば自ずとそのイメージが湧いてくるのではないでしょうか。その視点で今年の応募作品を見ると、どうも「切手さん」よりも「自分さん」のことしか考えていない作品が多いように見受けられました。

具体的に言うと、手紙を出すシーンは、暑中見舞い、年賀状、寒中見舞いを中心に、相手の体の具合、お礼、冠婚葬祭など、主に人が生きる上での機微に触れる事柄においてです。そうすると、必然的に花鳥風月、四季、風物詩などが浮かぶはずです。
アニメとかキャラクターとかの切手もあるじゃないか。と言うご意見もあるでしょうが、それは企画意図があっての話なので今回には当てはまりません。

もう一つは、切手のサイズを考えてください。
仕上がりサイズを考えれば、細かい図柄の絵は不可です。
ということで、私は、「明るい」「季節感がある」「一人よがりではない」作品を選びました。

画家 田中ラオウ

優れた作品が多く、予定よりも多くの作品に投票することになった。

人物や動物をモチーフにした作品を選ぶ際は、キャラクターが放つ視線に必然性や意図が感じられるものを選出したつもりだ。こちらを見ている者、何か他のモノに視線を送っている者、物思いにふけるかのごとく中空に視線を漂わせている者。さまざまな物語がキャラクターの視線には宿っていると思う。
  
今回の応募者達のレベルをみるともう「雰囲気で」無意味にキャラクターの視線を漂わせているような次元ではないように思う。在るべくして在る、という存在感を放った作品が選出された審査だった。

採用された皆様、おめでとうございます。採用されなかった皆様、自分の力が試されるような場に応募したチャレンジ精神を心から尊敬します。お疲れ様でした。

デザイナー 鷹野雅弘

まず、はじめに。審査員を担当させていただきながら申し訳ありません!!
自分、イラストは描けないんです!
そんな自分ですので、今回たくさんのステキなイラストを拝見するのがとても楽しい時間でした。

さて、明らかにどんどん使われなくなりつつある「切手」。
「切手にふさわしい」って出す側?受け取る側?誰基準?など迷った結果、私自身が「受け取ったら嬉しい」を判断基準にしました。
・くすっと和む
・へ〜!! こんな切手あるんだ!
そんな一瞬が気持ちを豊かにしてくれたり、送ってくださった方との関係を深めてくれるように思います(たとえ、高額の請求書を受け取る場合でも…)。
選ばれたイラストを纏った切手が日常のちょっとした清涼剤となることを想像しながら…

デザイナー 北村 崇

今回、初めて「イラストレーションの日オリジナル切手」の審査に参加させていただきましたが、皆様の多様なイラストレーションに圧倒されながらも、個人的には季節やテーマ、そして何よりも手紙を出す人の気持ちが垣間見えるもの。という基準で選ばせていただきました。

様々なイラストレーションを眺めるうちに、自分でも「こんな時はこんな切手が良いな」など、普段あまり手紙を書かない私でも、少し手紙を書きたくなるような、そんな楽しい選考で、とても良い経験となりました。

イラストレーションで送る楽しみ、開ける楽しみを広げられる、とても素敵な企画だと思いますし、企画はもちろん、皆様のイラストレーションでのチャレンジも是非続けていただきたいと思います。
ご参加ありがとうございました!


最後になりましたが、5票獲得(次点)した作品をご紹介します。

惜しくも採用を逃しましたが、どれも素敵な作品ばかりでした。来年もまたこのような機会を設けたいと考えておりますので、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。

5票獲得した作品

たくさんのご応募、ありがとうございました!