【レポート】クリエーターズマーケット名古屋出店計画

2026年5月5日(火・祝)、名古屋港の金城ふ頭にあるポートメッセなごやで「クリエーターズマーケット名古屋 Vol.54」が開催されました。
次回の出店に向け、中日本メンバー9名(会員7名・一般2名)で見学・視察してきました!

まずは会場へ
最寄り駅に到着してまず驚いたのが、その人の多さです。
「えー?この駅にこんなに人がいるの?」
まるでコンサート会場へ向かうような混雑ぶり… クリマってこんなに人気のイベントだったんですね。
会場内に入ったら、帰りの集合時間だけ決めて、あとは自由行動です。
私は、目印になるよう赤いロングスカートを履いて行ったのですが、そんな作戦はまったく役に立たず… あっという間に見失って、みんなバラバラでの動きとなりました。
(後にキッチンカー付近で自然と集まりました)
第1回クリマの頃
実は私、第1回のクリエーターズマーケット名古屋に出店したことがあります(1999年!20代半ば…)。
当時はグッズ制作サービスも少なく、家のインクジェットプリンターで印刷したアイロンプリントのTシャツや、手作業で糸綴じしたマンスリー手帳など、チープな手作り品を並べていました。
あれから25年以上…
今では誰でも気軽にクオリティの高いグッズを制作できるようになりました。
今のクリマはどのように進化しているんだろう?
制作のハードルは下がっているけど、そのぶんライバルも増えて差別化が難しくなっているのかしら…
など、そんな興味を持って端っこから回っていきました。
感想:想像以上にレベルが高い!
会場を見て最初に感じたのは、「ひ〜!びっくりするほどレベルが高くなってる!」ということでした。
本格的な業者さんや、全国のイベントを回っている常連出展者、すでにブランドとして活動しているような作家さんも多く、展示や商品構成もたいへん洗練されています。
(これは無理かも…)と、正直ちょっと落ち込みました。


しかし、クリマの大半を占めるミニブースエリアのほうに入ると、個人出店ならではの素朴な魅力が満載!
こ…これよ!
夢に向かう若い作家さんたちのキラキラ感が眩しいわ!(昔は私もこれくらいキラキラしていたのか…という別な落ち込みが)
手描きイラストの原画、便箋やシール、マスキングテープなどの文房具、手作り雑貨などを並べる方が多く、最近流行しているZINEもよく見かけました。(ちなみに、マステはめっちゃ売れる!そうです)

JILLA中日本で出すならこのエリアですね!
…とはいえミニブースだけでも1,000ブース以上あるので、その中で埋もれずに存在感を出すには、かなり頑張らなきゃいけませんが。
「売れる、売れない」を超えた面白さ
今回特に印象的だったのは、良い意味で「変な作品」「わけのわからない作品」が、たくさんあったことです。
(売れるかどうかは関係ねえ!)
(俺はこれが作りたいんだ!)
そんな熱量を感じる作品やブースが数多く見られました。
やっぱり、そういう作品は面白いですね。
利益や効率だけでなく、自分の好きなものを全力で形にしている人たちの姿は、大きな刺激になります。
心の奥がウズウズ、むくむく、わくわくして走りたくなるこの感じ…
久しぶりに味わいました!!
それは私だけじゃなかったみたいです。
最初は「とりあえず見るだけかな〜」と言っていたメンバーも、実際の作品に触れるうちに「やっぱり出してみたい!」という気持ちに変わっていったようです。(嬉しい!!)

客層について
来場者は、比較的若い世代が中心でした。
ゴスロリ?…ジャンル名はよくわからないけど、過剰なガーリー?サブカル?個性的なファッションのお客さんが多い印象。
気のせいか、帽子をかぶっている人も多いです。
クリマなので、まあ納得ですね。
少し尖った世界観や、中二病的な要素も受け入れられそうな雰囲気がありました。
ブースづくりの工夫
展示方法もとても参考になりました。
背面に大きな幕を張ったり、のぼりを立てたりして高さを出しているブースはやはり目立ちます。



ただし、本格的な展示資材はレンタル費用も高額(出店料はお値打ちなのに、レンタル資材はわりとお高め)。
そのため、個人出展者の多くは100円ショップのアミアミを組み合わせて背面ボードにしたり、テーブルクロスを工夫したりしながら、限られた予算の中で魅力的な展示を作っていました。

個人的には、少しごちゃごちゃした雑貨屋さんのような雰囲気もクリマらしくて好きです。
高さや奥行きを作って、立体感あるブースづくりを目指したいと思いました。


「可愛い」だけでは財布は開かない?
さて今回のクリマ見学、とても面白かったのですが、最後に集まって話してみると、実際に何かを購入したメンバーは意外と少数でした。
会場には、可愛い!面白い!と思う作品がたくさんあります。
しかし、それと実際に財布を開くことは別の話なんだなーと。
(そういえば結局、私も何も買っていません)
これが商売の難しさ…? シビアかつ奥深いですね。
作品として魅力があることと、「買いたい」「持ち帰りたい」と思ってもらうことは、また別の要素が必要なのかも?
どうすれば人は購入するのか? 何が購入の決め手になるのか?
クリマ出店は、作品づくりだけでなく、そんなマーケティングについても学べるいい機会になるかもしれません。
見学の後は作戦会議!
クリマ視察後は名古屋駅に移動し、夕食を兼ねた作戦会議を行いました。
会場で見た作品や展示方法について意見交換をしながら、「自分なら何を作るか?」「どんなブースにするか?」と、早くも次回出店に向けた話が始まります。
みんな、既に頭の中になんとなくの構想が決まっているようです。
・ハンドメイドの帽子
・絵本
・縁起物グッズ
・イラストを刺繍したファッション雑貨
・壊れかけたロボットをモチーフにした立体造形
・オリジナルキャラクターのグッズ
・懐かしのプラ版作品
・食品サンプルやフィギュアなどの立体造形
・文字や平面構成のデザイン作品
などのアイデアが挙がりました。
また、限られたスペースでも目を引く展示方法、100円ショップの資材を活用する方法や、資材の搬入搬出の仕方、寒さ対策などについても意見交換が行われ、実際に出店することを前提とした具体的な話が次々と飛び出しました。

今回のメンバーの中には過去にクリエイターEXPOなどのイベントに出店されたことのある方も何人かいて、参考になる体験談も多く出ました。心強いですね!
そんな前向きな空気の中、次回のクリエーターズマーケット出店に向けて少しずつ準備が動き始めています。
次回はみんなで出店してみませんか?
次回のクリエーターズマーケットは2027年1月16日(土)17日(日)。
このどちらか1日に出店予定です。
…真冬です!会場、寒そうです!
でも、怒涛の年末仕事が落ち着いて、少し余裕のある時期でもあります。
次は中日本のみんなで出店してみませんか?
すでに作品やグッズを持っている方はもちろん、「何か新しいものを作ってみたい」「お店屋さん気分を味わってみたい」という方も大歓迎です!
イラストを描かない人は何を作ろう…?
JILLAの会員さんはイラストレーターが約3割ですが、グラフィックデザイナーとWEBデザイナーもそれぞれ約2割ずつ在籍しています。
「まったく絵を描かない」という人も、実は多いのではないでしょうか…?
お客さんから依頼があれば一生懸命仕事するけど、「自由にのびのび創作活動」とか言われると困ってしまうタイプ。(私です)
そこで、今回の見学をヒントに、イラストを描かない人でも挑戦できそうなアイデアを考えてみました。
個人的なメモですが、出店を迷ってる方の参考になれば嬉しいです!
1. フォントの工夫でつくる文字・言葉グッズ
毒舌キーホルダー、ステッカー、お洒落なタイポグラフィーのポスターなど
2. パッケージをオシャレにデザインした珈琲や紅茶
普段の仕事のノリでいけるかも?
ギフトにできる商品は強いんじゃないかと思います
3. 実用重視の一覧表デザイングッズ
情報整理はデザイナーの得意分野?
調味料の黄金比をわかりやすくデザインした冷蔵庫用マグネットなど
4. 色の平面構成、幾何学模様のパターンデザイン
クッション、ポスターなどのインテリア系、マフラーやスカーフといった服飾系と相性が良さそうです
5. 素材コラージュ作品
紙や写真素材を組み合わせたインテリア雑貨や文房具など
6. 写真をエモく加工する
透明感を活かしたアクリルグッズなど
7. ZINE制作
好きなテーマを思い切り掘り下げるマニアックな自主制作本
8. 子ども向けクイズブック
迷路や間違い探しなど、会場で飽きてしまった子ども向けのアイテム
9. その場で使うお祭りグッズ
テーマパークでの耳つき帽子やお祭りの光る腕輪のように、なんとなくその場のノリで付けたくなるアクセサリー
(頭にぴょこんと葉っぱを付けてる人がいっぱいいて、私も思わず買いそうになりました)
10. 季節需要を狙った実用品
次回の開催は真冬です。
ホッカイロや手袋、防寒小物など、雨降りのときの傘のように「今すぐ必要なもの」は意外と強いかもしれません。
だんだん、ただの商売人のようになってきました…

みなさんのご参加をお待ちしています!
…というわけで、長くなりましたが、みなさんのご参加をお待ちしています。
まだまだ話し合うことはたくさんあります。
でも、まずは小さく、無理なく、楽しみながら挑戦してみたいと思います。
興味のある方は、お気軽にSlackよりメッセージください!
(金山)
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