【西日本支部】出張レポート/「福岡市動植物園」へスケッチに行ってきました

文・写真:大原司朗(JILLA西日本支部)
(http://www.itten-d.jp/)
福岡市動植物園へ
こんにちは、大原司朗です。福岡でグラフィックデザイン、イラストレーション制作をしています。
日々の仕事の合間に、趣味で動物の絵を描いています。今日はスケッチに通っている福岡市動物園をご紹介します。
エントランスから園内へ
福岡市動物園は昭和8年(1933)に「御大典記念福岡市動植物園」として開園しました。その時は東区馬出にありましたが、太平洋戦争が激しくなり閉園、その後昭和28年(1953)にいまの住所、福岡市中央区に開園して現在に至ります。飼育動物数は92種425点(2026年2月現在)です。
エントランスのこの門柱、これは「御大典記念福岡市動植物園」当時のデザインを再現。ゾウの装飾や門柱の形は、ドイツハンブルグ市のハーゲンベック動物園の門を模しています。

新しい人気者、アジアゾウ
動物園に入ると目の前にアジアゾウのエリアがあります。

2024年7月にミャンマーから来福したアジアゾウ。今ではすっかり来園者の人気者です。
アジアゾウは3頭、あお(碧:16歳 ♂)(※写真左)、ゆずは(柚葉:24歳 ♀)、わかば(若葉:5歳♀)。ゆずはとわかばは親子です。(※写真右)


ゾウの年の取り方は、ほぼ人間と同じです。5歳のわかばはやんちゃなちびっ子という感じです。体が大きいので、遊ぶにしてもダイナミック。切り株をなぎ倒してました


国内最高齢のマレーバクと絶滅危惧種ツシマヤマネコ
北園へ向かいます。アミメキリン舎の隣にはマレーバク舎があります。

マレーバクは2頭、ジュリ(♂)とユメコ(♀)。ジュリは今年で37歳(※写真左)。国内最高齢で今なお記録更新中。ユメコは福岡生まれのマレーバク。「ユメコ」の名前も3代目(※写真中央)。ユメコの後ろ姿をスケッチ。(※写真右)



福岡市動物園は自然林を残した山の斜面にあります。
北園の坂を登りつめたところに、いました!ツシマヤマネコです。


ツシマヤマネコは国内希少野生動植物種に指定され、福岡市動物園では他の園と連携して繁殖をしています。こちらはひめ(妃:♀)、2015年に対馬で保護されました。
北園から移動します。
通路を抜けると、フンボルトペンギンのエリアです。
オス15羽・メス16羽、全31羽が飼育中で大きな水槽で泳ぐ様子はとても壮観!



水槽から上がったところを1枚スケッチ。

アジア熱帯の渓谷エリアの動物たち
フンボルトペンギンのエリアからさらに進むとあるのが、アジア熱帯の渓谷エリアの動物たちのエリアです。
2頭いるボルネオオランウータンからリキ(4歳 ♂)


屋内展示室にはコツメカワウソがいます。現在5頭いて、愛らしい姿にいつも人だかりができます。なかなか個体の見分けがつかないのですが、先日Xにスケッチをアップした際、フォロワーさんから「チームでいるため、2頭いたら ふく太&げんた、風&くろた。1頭だったら まおちゃん」と教えてもらいました。



南国の動物たち~イケメンのライオン~
南国の動物たちのエリアではアムールトラ舎とライオン舎が隣り合わせであります。
アムールトラのカイ(19歳 ♂)(※写真左)。とヒューイ(5歳 ♂)(※写真中央)。今日はカイをスケッチ(写真右)。



ライオン(12歳 ♂)のチャチャ丸。「イケメンのライオン」でTVで紹介されるなど、たくさんのファンがいます。とても堂々としています!


さらに坂を登っていくとカバ舎とシセンレッサーパンダ舎。
カバのタロー(29歳 ♂)は食事中。


シセンレッサーパンダ(17歳 ♀)のマリモはお昼寝中。



レッサーパンダは3頭いて、みな美形ぞろい。各々の「推し」がベストショットを撮るためにカメラを構えてます。
坂道を上り詰めると遊戯施設があります。昭和レトロな観覧車やメリーゴーランドなど遊具のほか、モルモットといった小動物のふれあいコーナーがあります(現在、鳥インフルエンザの予防のため閉鎖中)。

福岡市動物園は自然林と地形を活かしたつくりをしていますので、坂が多く園内を歩くととてもいい運動になります。園内にはスロープカーがあったり、スタッフの移動はスクーターを利用されています。


隣接の福岡市植物園展望台から眺めた園内の様子です。

入口には動物情報館ZooLabがあり、イベントや展示などが行われます。



以前こちらで行った、ワークショップ風景です。
福岡市動物園動物情報館ZooLabワークショップ
“ジュリ、最長寿記録更新おめでとう!企画「どうぶつ木(コ)ースターをつくろう!」”(2024年6月)
今日もいい感じにスケッチができました。
お知らせ
この度、旧福岡県公会堂貴賓館にて個展を開催する運びとなりました。
「手のひらの動物園」として、6cm四方の小さなキャンバスに描いた手描きの絵のほか、これまで描いた動物画を展示予定です。
もし、福岡へお越しの機会がございましたら、お立ち寄りいただければ幸いです。


「手のひらの動物園」大原司朗 個展
~福岡市動物園の動物たち~(【公式】旧福岡県公会堂貴賓館)
開催期間:2026年4月7日(火)~4月19日(日) 9時~18時(月曜日休館)
会 場:旧福岡県公会堂貴賓館 2階食堂(TEL:092-751-4416 福岡市中央区西中洲6番29号)
入館料:大人¥200、児童¥100 ※6歳未満、65歳以上無料
主 催:旧福岡県公会堂貴賓館(指定管理者:株式会社日比谷花壇)
後 援:福岡市・(公財)福岡市文化芸術振興財団
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